世界史を学ぶ人へお勧めの本 その3〜上海とマフィアと軍閥と〜

こんにちは。


突然ですが、ゴットファーザーと聞くと、多くの人はアメリカやイタリアのマフィアを思い浮かべるのではないでしょうか。そして、ほとんどの人があのテーマ曲を思い出すでしょう(笑)

しかし、中国にもゴットファーザーと呼ばれる人物がいた事は、あまり知られていないと思います。今日お勧めしたいのは、そんな中国マフィアに関するこちらの本です。



この本の主人公は、未だに、一部の中国の庶民の間では熱烈な人気を誇る杜月笙。上海のゴットファーザーとも言われる彼ですが、日本ではあまり知られていませんね。


彼の生涯を描いたこの本ですが、単なる伝記や冒険譚ではなく、彼の活躍を通じて、軍閥が乱立し混乱を極めた1920年代の中国の政治情勢や、列強の中国進出の状況、さらには庶民の生活も読み取る事が出来ます。また、軍閥ではなく民間人の立場から、当時の中国の経済状況について理解する事が、その後の中国史の理解を深めてくれます。

国史に興味がある人には、是非読んで欲しい一冊です。