学校の歴史教育が危機的状況というお話とお知らせ

こんにちは。

前回まで書いた学校のブラック企業化に関する記事を読んだ方から、多くの励ましの声をいただきました。この場で改めてお礼を申し上げます。

 

さて、その記事の中で学校の歴史教育の欠点を御紹介しましたが、先日も高校3年生の生徒から、信じられない話を聞きました。

 

その生徒は2年生から学校で世界史の授業を受けましたが、高3の9月の時点でルネサンスまでしか終わっていなかったそうです。しかし、10月末の時点で進度を聞いたところ、世界恐慌を授業で習ったと言いました。たった2ヶ月で、14〜15世紀から1929年まで時間が進んだと。ありえません。

何故そんな事になったのか聞いてみると、その間の出来事は全部プリントを配られて終わったとの事です。呆れて物も言えません。アメリカが建国されてないのに、次の授業ではアメリカで世界恐慌発生とは笑い話にしかなりません。それが歴史教育と言えるのでしょうか。プリントを配って終わりなら教員は必要ありません。

また、別の生徒からも1840年アヘン戦争から1946年の冷戦開始までの間を飛ばされたなど、信じられない話を多々聞きます。

はたして、その様な授業と言えるものではない授業で、正しい歴史観を身に付ける事が出来るのでしょうか。おそらく、出来ないでしょう。もはや、学校の責任放棄と言っても過言ではない事態です。

 

この様な現状で、世界史講師の私が少しでも状況改善に役に立てればと思い、歴史物語シリーズを再開させる事にしました。

 

次回の記事から、日中間の歴史について御紹介していくつもりですのでお付き合いいただければ幸いです。