海老名ぶらり旅と領土紛争とパディントン

先週の日曜日、実に13年ぶりに海老名を訪問した。神奈川県海老名市、県の中央に位置する人口およそ13万人ほどの都市である。

一時期、仕事の乗り換えで毎週使っていたし、学生時代の後輩の出身地でもあるので、良い印象を持っていた。

だが、13年の間に、海老名は「えび〜にゃ」に支配されていた。

突然「えび〜にゃ」と言われても、何のことやらわからない方も多いと思う。もしくは、なんとなくわかる方も多いと思う。ずばり、「海老名市のゆるキャラ」である。

そもそも、地方自治体にゆるキャラが必要なんて考えは、少なくとも20世紀には無かったはずだ。

しかし、海老名駅前は至る所にえび〜にゃが目を光らせ、実効支配しているのが現実なのである。

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海老名駅を出た人々を、頭上から見下ろすえび〜にゃ


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足元にもえび〜にゃ。もはやえび〜にゃに死角無し。

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災害時には無料で飲み物が出てくる自販機。そこに微笑むえび〜にゃ。
災害時にはえび〜にゃに施しを受ける。えび〜にゃ様万歳!

さらには、海老名市の住民票にも、えび〜にゃは印刷されている。まさに、海老名市を牛耳っているのがえび〜にゃなのだ。

ちなみに、私の好きな鎌倉のゆるキャラは「おちむん」である。

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写真を見てもらえればわかると思う。
かわいさでは圧倒的にえび〜にゃの勝利。ちなみに、おちむんは鎌倉市非公認。もはや、完全敗北と言っても過言ではない。 鎌倉市長には、おちむんの公認を強く求めたい。

はてさて、そんなかわいいえび〜にゃであるが、実はそのかわいさに騙され、取り返しのつかない事態を招く可能性があるのだ。

この電信柱の写真を見ていただきたい。

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この写真は私が去年、厚木駅周辺で撮った写真である。もうお気づきだろう。

厚木駅なのに海老名市。これは鉄道ファンの方には有名なエピソードだと思う。
しかし、一般人には厚木駅厚木市という認識のはずだ。それを、えび〜にゃは覆そうとしているのだ。

厚木駅周辺にもえび〜にゃは跋扈し、厚木駅は海老名市の物だ!と満天下にアピールしているのである。これは、海老名市と厚木市の領土紛争拡大につながりかねない、極めて危険な行為である。
言うなれば、オリンピックという平和の祭典で、休戦中の敵対国家と合同チームを結成し、さらに不法占拠している隣国の島を合同チームの旗に描くようなものだ。

話を戻そう。
領土紛争の最前線に立つえび〜にゃ。
着々と領土拡大を進めるえび〜にゃ。
あたかも中国共産党のように領土拡大を進めるえび〜にゃ。

えび〜にゃが如何に危険な存在であるか、ご理解いただけたと思う。かわいさに騙されては駄目なのだ。

ちなみに、私が何の用事で海老名に行ったかというと、カミさんと映画を観る為であった。全くの偶然なのだが、2005年の海老名市訪問も、映画を観に行った。
何を観たかというと

2005年:戦国自衛隊1549

2018年:パディントン2

自衛隊とクマさん。これは別に、13年の時が私を丸くした訳ではない。
今でも軍事オタクであり、戦艦やら重巡洋艦という単語には胸がときめく。ただ、パディントン1で感動し、続編を観に行った。そして、夫婦して泣いた。ただそれだけなのだ。そして、パディントンのかわいさについて話し合っているうちに、いつのまにか私が夕飯を作る事になっていた。ただそれだけなのだ。

結局、私もかわいさに騙されてしまった。皆さんにえび〜にゃの危険性をお伝えしたつもりが、私はパディントンのかわいさにしてやられた。残念ながら、えび〜にゃも認めざるを得ないだろう。そんな日曜日だった。