世界史を学ぶ人にお勧めの本 その13〜チャーチルが世界を救った?馬鹿おっしゃい!〜

こんにちは。

今日は久々に、本を紹介しようかなと思います。
ここ数日、アカデミー賞のニュースを良く耳にします。第二次世界大戦次のイギリス首相チャーチルを描いた作品で、日本人メイクアップアーティストが賞を受賞したとか。
それ自体はもちろん、御本人のそれまでの業績が評価された素晴らしい事だと思います。ただ、この映画のタイトルがいただけない。

チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

だそうです。馬鹿言っちゃいけない。ある程度世界史の知識がある方なら、このタイトルが嘘八百だとわかるはずです。
私なら 

チャーチル/ヒトラーを生んだ男」

もしくは

チャーチル/第二次世界大戦を起こした男」

にします。
これまで学校の授業では
チャーチルがイギリスをドイツから守った。」
「フランクリンルーズベルトがアメリカを世界恐慌から救い、戦争を仕掛けてきた日本を撃退した。」
と習ったと思います。しかし、昨今の研究では、それらが真逆である事が明らかになっています。
つまり、 
チャーチルがドイツを戦争に駆り立てた。」
ルーズベルトニューディール政策に失敗して世界恐慌からアメリカを救う事が出来ず、戦争による経済活性化を目指し、日本に戦争を仕掛けた。」

これが事実な訳です。もっとも、日本を悪く言いたい方々はこの事実を「妄想だ!」「歴史修正主義だ!」などと言って認めませんが・・

前置きが長くなりましたが、今回紹介したい本は、そんな事実を認めない頭の固い方々も納得せざるを得ない様な、客観的なデータに基づいて書かれたこの一冊です。

戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実 (文春新書)

戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実 (文春新書)


本書は戦勝国を正義とする戦勝国中心史観を、アメリカの失業率など客観的な数字に基づいて否定しています。また、ヒトラー誕生の背景を、第一次世界大戦時のイギリスの非道な行いに求めるなど、従来の日本の学校教育では習わない内容が豊富に含まれてます。

歴史好きな方のみならず、多くの人に読んでいただきたい一冊です。