数字から読み解く世界史〜花金データランド〜

こんにちは。

花の金曜日、略して花金ですね。その昔、花金データランドなんてテレビ番組がありました。若い人は知りませんよね(笑)

なんでこんな事を書くかというと、今回は世界史におけるデータの重要性というお話だからです。

例えば、日本の教科書でヒトラーの政策について、ユダヤ人迫害よりも彼の経済政策に重点を置いている物はありません。その結果、生徒はもちろん教師でさえも、ヒトラーの事を単なる極悪人としか考えないのです。
しかし、例えばドイツの失業者について見てみると、皆さんのヒトラーのイメージは変わると思います。
1929年に世界恐慌が勃発しました。その結果、ドイツはおよそ600万人の失業者が発生します。1933年にヒトラーが首相となりますが、その3年後、失業者は100万人まで減少し、1938年には、むしろ労働力が不足する様になりました。
また、残業制限等の労働者保護政策を実施し、1933年から37年の4年間で、労働者の平均所得は50%増加。GDPも11%増加しました。

無論、ユダヤ人迫害を正当化するつもりは毛頭ありませんが、この数字を見ると、少なくともヒトラーが経済面では優れた政治家であった事がわかると思います。よく世界史の教科書や資料集には、ヒトラーに夢中になる群衆の写真が、ナチスプロパガンダ写真として載せられています。つまりは、やらせ写真だという事ですよね。しかし、これだけ経済発展に成功したヒトラーです。人々の人望が厚かった事は想像に難くありません。教科書は何故、その写真の群衆がやらせだと書くのでしょうか。いわゆる、印象操作というやつかもしれませんね。

もう一人例を挙げてみましょう。ヒトラーが首相に就任したのと同じ年に大統領となった、フランクリンルーズベルトです。

日本の教科書は、ルーズベルトニューディール政策でアメリカを世界恐慌から救ったと説明しています。本当でしょうか。ちなみに、ルーズベルトは大学で歴史学を専攻していました。経済の知識は皆無です。ちなみに、歴史学の成績はC。つまりは平均です。勉強が得意だった訳でもないようです。
話を戻しましょう。
1933年、即ちルーズベルトが大統領に就任した年、アメリカの失業者は1283万人、失業率は24.9%でした。その後、彼は財政出動を中心とした政策を進めますが、1938年の時点でも失業率は19%と高い水準です。この時点で、ニューディール政策が失敗だとわかると思います。1940年にようやく失業率が14.6%まで下がりますが、これはヨーロッパで前年に第二次世界大戦が勃発したため、イギリスへの武器輸出を合法化し軍事産業が活発になったからです。これが、ルーズベルトに対日戦争を決意させる一因となったのです。
もともと、ルーズベルトは就任当初から一貫して反日親中政策を行いました。これには様々な背景がありますが、今回は割愛します。そんな反日姿勢のルーズベルトが、戦争が経済回復に役立つと気づいたのです。彼が対日戦争に舵を切ってもおかしくありませんよね。
如何でしょうか。失業率というデータから、ニューディール政策が失敗であった事と、日米間の戦争がアメリカから仕掛けたものであった事が、御理解いただけたと思います。

この様に、世界史を学ぶうえで経済の数字は、とても重要なものなのです。