歴史物語〜反日国家の作り方〜 中世史編その2 厚顔無恥って言葉を知ってるかい?

こんにちは。随分と間が空いてしまいましたが、歴史物語の続きを書きました。
長く続けてきた歴史物語の反日国家シリーズも、今回と次回で最終回になりそうです。

前回の歴史物語の記事では、漢民族がモンゴル人などの異民族に支配され、文化も否定されるなど落ちぶれていく様を御紹介しました。今回は、そんな落ちぶれた漢民族が、現在の反日活動の原点となる思想を生み出す様を御紹介します。

14世紀後半、元は経済政策の失敗でインフレとなります。すると、これに怒った漢民族が白蓮教徒の乱と呼ばれる反乱を起こし、これにより元は滅亡しました。

余談ですが、元を滅ぼしたのは朱元璋という人物です。彼は反乱軍の首領を殺し、反乱軍を乗っ取った男です。ちなみに、殺された首領は父親を元に殺された敵討ちの為に、反乱を起こしたのです。父親の敵討ちを目指していた首領を殺し反乱軍を乗っ取る。この時点で人間性に疑問を感じます。

朱元璋は明という国を建国しますが、彼はまさに、猜疑心の塊でした。
自分が裏切りにより地位を得ただけに、家臣の裏切りを極端に恐れ、密告を奨励し、少しでも反発した家臣はすぐに殺されました。おかげで明の家臣達は、毎朝出勤する時に、家族と今生の別れをし、帰宅すると再会を泣いて喜んだと言います。もはや喜劇です。

そんな男でしたが、朱元璋こそが漢民族国家を立て直した男でもあるわけです。

彼は様々な改革を行い、独裁国家体制を整えていきますが、その中の一つに、朱子学を官学化した事が挙げられます。

朱子学というのは、儒学の一派です。つまり、目上の人を敬う事が根本思想です。これにより、人々に皇帝を敬わせ、皇帝独裁への不満を抑える。前漢の時代から繰り返されてきた手法です。しかし、朱子学にはそれまでの儒学とは違う、ある特徴がありました。それが、「華夷の別」と「大義名分論」です。

まずは「大義名分論」から御説明しましょう。簡単に言うと、上下関係を絶対的なものにするという思想です。目下の者は目上の人の言う事に服従するのが美徳であり、余計な感情など持ってはいけない。皇帝独裁を補完する思想だと思ってもらえればと思います。

次に「華夷の別」ですが、これは漢民族と異民族を区別し、漢民族を異民族よりも優れた、世界の中心的存在の民族とする思想です。10世紀の唐の滅亡以降、400年近く異民族に苦汁を舐めさせられてきた漢民族が、自分達のプライドを保とうとしているわけです。
異民族に多額の銀を払い国境線を維持し、モンゴル人には完全に支配下に置かれた挙句、自分達の文化を否定すらされた漢民族が、自分達は他のどの民族よりも優れていて世界の中心なんだと主張する。まさに厚顔無恥といったところでしょうか。

この華夷の別と大義名分論を組み合わせると、漢民族は世界で最も優れた民族であり、異民族は漢民族に絶対的に服従するべきだ。と、なりますね。とんでもない思想です。この朱子学が、ベトナムや朝鮮、そして我々日本など、周辺諸国に伝わっていくのです。

既にお気づきの方もいるかもしれませんが、実はこの朱子学が、現在の中国韓国の反日活動の原点なのです。無論、我々日本やベトナムでは、朱子学はとうの昔に廃れてます。しかし、朝鮮は違います。現在まで、朱子学思想は朝鮮で生き続けているのです。

今回はここまでにし、次回は朝鮮社会と朱子学反日活動に結びつく事を御紹介したいと思います。
よろしければお付き合いください。